シラブル授業の感想
サツキ.H 30代前半 女性 英語中上級 社会人
<2015年にフィリピンの語学学校で英語講師をしていた時の生徒さん>
他校での7週間の留学を経て、この学校で1週間シラブル(音節)トレーニングを受けさせていただきました。
転校して良かったと思います。特にRの発音について、前の学校のフィリピン人講師からよく「もっとリラックスして発音するように」と指摘され、いまいちコツが掴めぬまま練習していましたが、この学校でノボル先生の詳しい解説を聞いて、やっとロジカルに理解することができました。
そして、日本語と英語の発声法の違いを学び、あくびをする時のように軟口蓋を広げること。喉に力が入り過ぎないようにすること。ブレスが短く切れないようにすること。などを注意しながら練習を繰り返すことで、速いテンポの歌詞(ヒップホップ)も無理な口の動きを必要とせずに、発音可能になることを体感できました。
発音って舌の動きだけの問題じゃないんですね!これからの自己練習にも大いに役立てていきます!また、課題の1曲を1週間かけて仕上げていく過程はゴールが明確なので、真面目な日本人にはやりがいのあるカリキュラムだと思います。
この留学後オーストラリアに旅行した際、ネイティブのホストファミリーが「ぎょうざ」の発音を、同じくネイティブのご両親に音節単位で教えている所を見て「あ!シラブルだ!」と、なんだか嬉しくなりました(笑) 。
ノボルさんが「シラブルが分かれば、いろんな訛り英語も聞き取れるようになる」とおっしゃっていたのは、本当だと思います。是非また機会があればシラブル(音節)トレーニングをもう一度受講したいです!ありがとうございました!
シラブルパパの感想
「シラブルが分かればいろんな訛りの英語も聞き取れるようになる。」これは私自身が体験したことなので、よく生徒に言っていることなんですが、サツキさんにもそれを体感して頂けてよかったです。
他の国の訛りのある英語は音自体に多少の訛りはあってもシラブルはきっちりと守られているので、そこさえ意識して聞けば聞こえるのは当たり前のことなのです。日本人はシラブルに対する意識が低く、表面的な個々の音の訛りにばかりに気を取られる傾向にあります。それが聞こえない大きな原因となっているのです。
それから、発音は舌の位置や動き、口の形も大事なのですが、日本人の場合、それだけでは上手く発音できません。これもシラブルの問題と似ていて、舌の位置や動き、口の形などはあくまで表面的な問題なので、根本的な問題となる部分を改善しないと上手に発音できません。
その根本の部分となるのが発声です。日本語と英語では発声法が違います。なので、発声法を矯正しないと、いくら舌の位置や動き、口の形を勉強してもどこか不自然な感じになってしまいます。そして、発声法ができていないとシラブルさえ上手く守ることができません。逆に言うと、ここさえ改善できれば、舌の位置や動き、口の形をそんなに気にしなくても楽に発音でき、シラブルも上手に守れるようになります。
シラブルの動画では、日本語と英語の発声法の違いや重要性についても学べます。そして、この知識は発音矯正にも活かせます。舌の位置や動き、口の形を勉強しているのに上手く発音できない方は、ぜひシラブルの動画(無料)をご覧ください。
追記(2016年1月27日)
写真がNGということで、その代わりに本人の似顔絵を送ってきてくれました。そして、「ノボルさんのレッスンを受けてから、リスニング力が確実に上がったのを感じています。」とご報告を頂きました。サツキさん、ありがとうございます!