K.B 30代前半 女性 英語中級 社会人
<2015年にフィリピンの語学学校で英語講師をしていた時の生徒さん>
シラブル授業の感想
これまでシラブルというものを意識したことがなかったのですが、大変参考になる内容でした。シラブルは日本語で音節。その音節を意識して音読した後のリスニングの聞き取りやすさは驚くべきものでした。
ノボルさんの授業を受けた後に、フィリピン人講師の授業でリスニングの話になった時に、ネイティブはすべての音をきちんと発音してない。でも音を飛ばしているわけではなくて、シラブルはきちんと守っている。シラブルを意識することは大事だ。という話をしていて、ノボルさんの授業があったから、その講師が説明してくれた内容も理解できました。シラブルの授業を受けられて良かったです。
シラブルパパの感想
フィリピン人講師が「ネイティブはすべての音をきちんと発音してない。でも音を飛ばしているわけではなくて、シラブルはきちと守っている。」とKさんに説明していたわけですが、確かに彼の言っている通りだと思います。
ただ、細かいことを言うと「きちんと発音していない。」と言うよりは「きちんと発音していないように聞こえる。」と解釈しておいた方がいいかと思います。「きちんと発音していない。」と解釈すると、生徒の中には「きちんと発音していない→発音しなくていい」と勘違いする人が出てくるからです。
そうすると、発音しないことによって、そこに本来ある「音」やシラブルの「間」があるはずなのに飛ばしてしまうことになります。結果、シラブルがズレる、英語のリズムが崩れてしまいます。そして、リズムが崩れるということは、聞き取る時のリズムにズレが生じるので、リスニングに大きく影響してしまいます。
なので、「きちんと発音していないわけではなく、聞く側からしたらそう聞こえるかもしれないが、本人的には発音をしている。」といった具合に解釈しておけばいいと思います。
ちなみに、音読は昔から学習効果が高いと言われている勉強方法らしいですが、リズムがズレたまま音読の練習をすることは聞こえなくなるリズムを体に定着させていることになります。間違ったリズムが定着すると、それを矯正するのに余計な時間がかかってしまいます。
なので、時間を無駄にしない、2度手間を防ぐためにもシラブルの動画(無料)をぜひご覧ください。動画内ではシラブルを意識した、リズムにズレが生じない練習方法が学べるので、聞こえるリズムを身に付けることができます。それにより、リスニング力も飛躍的にアップします。間違ったリズムを体に定着させ手遅れになる前に、ぜひご覧になってください。