シラブル授業の感想

英語と日本語の音節構造の違い重要性がわかり目からウロコ!

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佐藤 加代(仮名) 女性 英語中級 日本語教師
<2013年にフィリピンの語学学校で英語講師をしていた時の生徒さん>

シラブル授業の感想

リスニングでお悩みのみなさん、シラブルって知ってます?音節のことなんですが、私は今まで10時間は音節の授業を英語で受けてきました。なので、ある程度音節の知識はありました。ちなみに講師は長年日本人を教えてきた経験豊富なフィリピン人。しかし、英語と日本語の音節の構造が違うため、フィリピン人の英語での説明では、音節の重要性がイマイチ理解できていませんでした。

この単語にはいくつの音節がある?とか、母音が2つ重なっているのは1つとカウントしてね~とか、ほとんどの単語のアクセントは第一音節にあるとか・・・。感想としてはふ~んそうなんですかぁ~。なんて軽い感じで聞き流せる程度の簡単な説明だったんで、音節の重要性なんてことには全く気付けませんでした。

がっ!しかしノボルさんの授業ではなぜ音節は必要か!!を分かりやすく日本語で説明してくれて目からうろこがたくさん落ちましたwww。スピーキングにもリスニングにもリンキングにも直結してくる定義だったんです。

シラブル入門クラスの授業内容は、今までの10時間の音節授業の理解をはるかに超えてしまいました。やっぱ日本語の説明は重要ですね。勿論英語での授業でも音節の知識は得られますが、自分で音節の重要性に気付くには相当時間がかかるでしょう。

あと最近勉強してて心配だったのが、自分の英語がどんな感じに外人に聞こえてるか、聞き取れているかってことだったんですが、この授業でその心配ごとも解消されました。こう話さないと伝わらないんだっていう定義を知ることが出来ました。

シラブルパパの感想

ネイティブやフィリピン人、そして、多くの外国人にとってシラブルを知っているのは当たり前のこと。どれぐらい当たり前かと言うと、例えば「スプライトは何文字ですか?」と聞かれたら「5文字」と簡単に答えられますよね?

そんな感覚で彼らは「spriteは何シラブルですか?」と聞かれたら「1シラブル」と簡単に答えられます。それぐらい簡単で当たり前のことなのです。

それ故に、日本人がシラブルをわかっていない(というよりは知識がない)なんてことは想像がつかないのです。それから、一般の外国人講師は日本語を話せないので、日本語と英語のシラブルの構造に違いがあるなんてことは当然ながら知りません。

そして、その構造の違いがどれだけリスニングに大きな影響を及ぼすかなんてことは当然知る由もありません。なので、発音は矯正しても、シラブルが多少おかしかろうが日本人の英語に慣れてくれば理解できるので、シラブルを矯正してくれることはほぼありません。

こんな感じで多くの英語講師が、日本人にとってシラブルの理解が如何に重要かということを把握できていない、できない現実があります。なので、カヨさんが言うように、シラブルは教えてくれても、単語のシラブルの数やシラブルの数え方ぐらいになってしまうのです。

シラブルの動画(無料)では、日本語と英語のシラブルの構造の違いや重要性、シラブルがリスニングに及ぼす影響をわかりやすく説明しております。ぜひともご覧になってみてください。

シラブル動画を見てみる

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